【要約】「自分を変えるノート術」-シンプルなノート術で確実な変化をー

本を読む

こんにちは!タバ@oyasumi_949です!

「自分を変えたい」

漠然とそう思っている人は多いのではないでしょうか。

youtube、インスタグラムなどSNSでは、憧れるような生活を送っている人、シンプルで丁寧なルーティンを持っている人など、様々な発信がみられます。

また、副業で、月にいくら稼いだ、本業を超える月収を稼いだ、なんて投稿も、よくみかけますね。

自分にも何かできるかもしれない

そう考えても、なにから始めればいいのか、自分がなにをやりたいのか分からない、という人が多いのが実態だと思います。

そんなときに助けになるのが、今回ご紹介する「自分を変えるノート術」です。

ノート術に関する本は多くでていますが、とてもシンプルな内容で、誰でもとりくみやすい内容になっています。

特に役立つ部分をアクションプランとしてまとめましたのでぜひ、最後まで読んでみてください!

本の基本情報

自分を変えるノート術

著者:安田 修
発刊:2022/1/26
出版社:明日香出版社

本書の目的

この本は一言でいうと、
誰でももっている「ノート」を使って、自分の人生を変える方法、その名も「一人合宿」の方法を教えてくれる本です。

著者の安田 修さんは、もともと会社員をされていたところ、このノート術を使って、起業。

現在は、理想の働き方を実現されており、その経験をもとにして、ノート1冊、それに30分の時間で人生を変えるノート術を書かれています。

実際にサラリーマンをされていた著者なので、親近感も持てますし、どんなノート術なのか、気になりますよね!

それでは、具体的な内容に入っていきましょう!

なぜ「ノート」に書くのか?

ノートを使うと聞くと、そもそも、自分の頭の中で考えればいいから、書き出す必要はないのでは?

そう思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、実は人間の脳は、「頭の中だけでは複雑なことを考えることができない」ものなのです。

例えば、仕事でミスをして上司に叱られてしまったとき
・「ああ、何であんなミスをしてしまったんだろう」
・「あのとき、ああしていれば」
・「上司もあんな言い方をする必要はないのに、ひどい」
・「次は気を付けないといけないけど」

同じような言葉が、ぐるぐると繰り返されるだけで、考えるだけでは、なかなか次の行動がとれなかったり、悩み続けてしまう、といった経験はないでしょうか。

好きな人に告白するかどうしようか、直接言うか、メールでいうか、なんていうときも同じような状態かなと思います(笑)

このように、頭の中だけで、物事を整理することは、実は難しいことなので、それを助けてくれるのが「ノート」になります。

ノートに書くことで、以下のようなことができます。

悩みを可視化: 頭の中にあるモヤモヤをノートに書き出すことで、問題点を明確化できます。
目標設定: 「どうなりたいか」を具体的に書き出し、目標を明確にします。
解決策発見: 問題に対する解決策をノートに書き出し、具体的な行動計画を立てます。

ぐるぐる悩んでいたことでも、一度文字にすると、客観的に、そして冷静に見ることができるというメリットもありますね!

「一人合宿」の準備

まずは、準備するものなどを見ていきましょう!

用意するもの

以下のように、とてもシンプルです!

ノート: 著者は無地のA4サイズをおすすめされています。罫線がないほうが自由に書けるメリットがありますね。
ペン: 著者は黒1色のペンをおすすめされています。
30分の時間: 本書では数時間から1泊2日以上かけるものも紹介されていますが、普段は30分の時間~でOKです。

ノートのサイズや種類、ペンも、おすすめ、というだけで、「指定」されているわけではないので、取り組みやすいものとなっています。

一人合宿におすすめの場所

この本では、初心者であれば「カフェ」で30分の時間をとること、をおすすめされています。

自宅でもできることですが、誘惑も多いのでカフェなど、別の環境で行うのがいいですね。

また、短時間なので、スマートフォンやパソコンなどは、自宅において、ノートとペン(もちろん財布も)だけをもって、いくと、より集中できる環境を作れると思います。

ご家族がいる方は、しばらく連絡がとれないことや、どのお店にいるか、などは伝えておくとよいですね。

「一人合宿」の具体的なやりかた

ここからは、具体的な「一人合宿」、ノートの使い方をみていきましょう!

ノートの書き方

ノートの書き方も細かな指定はなく、取り組みやすいものになっています!

「一人合宿」ノートの書き方
● ページ上部に「日付と時間」を記入する
● 「タイトル」を書く
● タイトルについて、箇条書きで考えを書いていく

とてもシンプルですね!

このノート術では、過去を振り返って見直したりデータベース化することが目的ではないので、インデックス化や色分け、などは推奨されていません。

また、「タイトル」を書くことで、制約を感じる方もいるかもしれませんが、制約やルールがあったほうが、考え方が深まっていきます。

いまから何について考えるのか、集中できますし、自分の「脳」が関連した情報をくれたり、解決策を考えてくれるようになりますよ。

ノートの記載例

具体的な記載例について、書籍から引用します

・なんだかぼーっとしている。思考が働かない
・最近、仕事がうまくいっていないな
・うまくいっていないというのは具体的にどういうことだろう
・うまくいくという定義
・Aさんと同じくらいの売り上げが達成できればうまく
・Aさんのマネをするところから始めてみようかな
・他に、うまくいくと感じるのはどんなとき?

自分を変えるノート術 より

このように、箇条書きで、どんどん書いて、頭の中を整理していくのが、今回のノート術の大切な部分になります。

最初は書くことがなかなか思い浮かばないこともあるかもしれませんが、繰り返して慣れていくことで、すらすらかけるようになり、ノートを使って悩みや問題を解決するのが楽しくなりますよ!

書けないときは自分に質問してみる

どうしても書けない、というときもあると思います。

そんなときは、以下のように、自分に質問してみることで、考えを深めることができます。

・本当はどうしたい?
・本当にやらないといけないことなのか?
・自分が好きでやっていることなのか、やらされていることなのか
など

セルフコーチングする気持ち、悩んでいる友人に声をかけるつもりで、書いてみると、また次のアイデアが浮かびやすくなりますし、自己成長につながっていきます。

結論がでたら行動にうつす

一人合宿で、ノートに自分の考えを書きだしていくことで、30分で結論はでなくても、徐々に自分がどうしたいのか、どう行動するか、結論がでてくるはずです。

考えることはもちろん大切なことですが、実際に自分のやりたいことや目標が定まったのなら、早速行動にうつしていきましょう。

行動を始めると、いろいろな壁にぶつかったり、分からないこと、新たな悩みが出てくると思います。

そんなときは、また一人合宿の時間をとってノートと向き合うことで、次の行動をとっていきましょう。

継続することで、かならず自分の理想に近づいていけるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、毎日を充実させるための、「自分を変えるノート術」をご紹介しました。

著者も書かれていますが、人間は、「自分がやりたいこと」すらもよくわかっていないことが多いものです。
大人になるにつれて、自分が好きなことを忘れてしまっている人はとても多いです。

ノート術を使った「一人合宿」で自分と向き合う時間を確保して、いまの仕事や生活を改善していくこと、そして、本当にやりたいことにつなげていける人が一人でも増えればと思います。

今回ご紹介している内容以外にも、長時間かけて行う、本格的な「一人合宿」そしてノートを書くときのタイトルの案やノートを書くことのメリットなど、具体的に掲載されていますので、「自分を変えるノート術」を手に取って読んでいただけるとうれしいです。

また、この本は「kindle unlimited」にも登録されています!
月額980円で、他にもたくさんのジャンルの名著が読み放題なので、こちらもチェックしてみていただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたmm

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