こんにちは!
みなさん、「書く」習慣もっていますでしょうか?
手帳でスケジュール管理をする、という方はいらっしゃるかもしれませんが、ペーパーレス化もすすみ、メモもスマホ1つあればとれるので、紙に書く、という習慣をもっている人はどんどん少なくなっているかもしれません。
確かに、私自身も、一時期は、できるだけ紙を使わず仕事のこともプライベートのことも、PCやタブレットで管理していこう、evernoteやNotionなど使ってみましたが、なかなかうまくいきませんでした。
そんな中で、今回ご紹介する本を読み、「紙に書く」という習慣の大切さが身に染みてわかったので、いまでは、頭の中を整理したり、アイデアを出す、タスク管理をする、目標を書き出すなど、1日に、合計で1時間ほども、書く時間をとるようになりました。
実際に紙に書きだすことで、目標が達成できたり、ストレスが減る、心配事が少なくなるなど、効果を実感できるようになりました。
今回は、365日読書メモを発信している私が、本当に効果を感じた「書く習慣」についての本を紹介していきます。
それではいってみましょう!
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
1冊目は、は海外で30年以上読まれている、大ベストセラーの「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」です!
「本当にやりたいことはなんですか?」
そんな風に問われても、大人になるほど、うまく答えられなかってしまうのではないでしょうか。
毎日仕事、生活をしていくだけで精一杯で、やりたいことなんて忘れてしまった、という人は多いと思います。
この本は、まさにそんな人たちが「自分らしさ」を取り戻すための本、です。
この本で紹介されている「書く習慣は」とても有名な「モーニングページ」になります!
モーニングページのやり方は簡単で、毎朝、起きてすぐ、まだ眠い時間に、A4用紙3枚に、「思いつくままに、文字を書いていく」というものになります。
A4 用紙3枚だとハードルを感じてしまうと思いますので、一般的なB5のノートから始めてもかまわないですし、枚数を指定せずに、時間がとれれば30分、あまり時間がないときは15分だけ、などまずはっ習慣化できるようにやってみるのがおすすめです。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」については、モーニングページの詳細も含めて、別で記事も書いていますので、そちらも参照いただければと思います!
ゼロ秒思考
0秒思考は、アメリカに本社を置く、コンサルティング会社として有名なマッキンゼーで14年間活躍された、赤羽雄二さんの著書で、書く習慣に関する本の中でも、累計17万部以上のロングセラーとなっており、ご存じの方も多いと思います!
こちらも、「0秒思考」自体のやり方はシンプルなもので、A4用紙に、1つタイトルを記載して、1つのタイトルに対して、1分以内に思いついたことを書いていく、というものです。
記載するタイトルは、「なぜ、いまのプロジェクトが上手くいっていないのか」「どうやったらチームをまとめられるか」のような仕事の悩みに関するものでもいいですし、「彼女の誕生日プレゼントのアイデア」であったり、「朝早く起きるには?」などプライベートのことでもかまいません。
非常にシンプルなのですが、A4 用紙、1分以内、などちょうどいい制約があり、その他のフレームワークなどのように何を書こうか?とかきれいにまとめる必要がないので、取り組みやすいものになっています。
しかし、この「0秒思考」が本当にあなどれないものになっていて、たった1分間のメモで、自分で進めぐるぐる頭の中で、どうしようか、と悩んでいたことが整理されて、物事を進める方向が分かってきます。
書いてみると、結果として当たり前の進め方がよいということに気づいたり、なんでこんなことで悩んでいたのか?と思ってしまうこともあります。
A4用紙と、ペンされあえば、すぐに取り組むことができるので、仕事を始める前に、今日の仕事や悩みについて整理したり、アイデアがでないとき、考えが堂々巡りしてしまうときに取り組んでみるのがおすすめの習慣です!
※1分で記載するので、書きやすいボールペンが必要です!書籍内ではパイロットのVコーンがおすすめされていますが、私のおすすめは、
インド式「グルノート」の秘密
3冊目は「ベンツにのったブッダになりなさい」という一説が印象的な「インド式「グルノート」の秘密」です。
前述の2冊については、頭の中に思いついたものを、そのまま記載していくようなスタイルでしたが、このグルノートについては、もう少し現状を整理しながら、「自分と対話していく」という書く習慣になります。
グルノートの記載方法としては、用紙のサイズは問われていませんが、用紙に縦と横に十字の線を引き以下のような項目を書いていきます。
①チッタ(用紙右上) ⇒ 現在、今日の悩み、苦しみ
②ディバイン(用紙右下) ⇒ 今日がどんな日になったらいいか
③ディクシャ(用紙左上) ⇒ 思い通りの日になった場合にどんな感情になるか
④スワダルマ(用紙左下) ⇒ ③の感情を味わうために(近づくために)どんな行動をとるか
インド式、ということで聞きなれない言葉が並ぶので、敬遠してしまう方もあるかもしれませんが、ビジネスの現場でもつかうAsis Tobeに近いものになっており、現状と、目標を認識して、そのギャップを埋めていく、というものに近いないようです。実際に書く内容は以下のようになります。
グルノートの記載例
①チッタ(用紙右上) ⇒ 現在、今日の悩み、苦しみ
∟ダイエットが上手くいっておらず、体重が減らない
②ディバイン(用紙右下) ⇒ 今日がどんな日になったらいいか
∟ダイエット成功に近づく
③ディクシャ(用紙左上) ⇒ 思い通りの日になった場合にどんな感情になるか
∟もっとダイエットのやる気がでる。痩せるイメージがわいてくる。
④スワダルマ(用紙左下) ⇒ ③の感情を味わうために(近づくために)どんな行動をとるか
∟今日は、野菜の多いメニューを選んでみよう
このように書いていき、現在の悩みに対して、また目標に対して、結果を引き寄せるために、自分がどのように行動していくか、を整理できる書く習慣になっています。
やはり、遅い時間というよりは、朝、行動を始める前の時間に落ち着いて、書いてみるのがおすすめですね。
なにか目標があったり、やる気があがっていない、というときにこのグルノートを行うことで、今日、自分がなにをすればいいのか、を整理することができるので、私は専用のB5ノートを作って、毎日おこなっています。
こちらも取り入れやすい習慣なので、ぜひやってみていただきたいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
紙に書く習慣を身に着けることで、パソコンやスマートフォンから離れ、自分自身と向き合う時間、そして、自分が本当にやりたいこと、時間を割いて取り組みたいこと、達成したい目標、が見えてくると思います。
今回の内容を参考にぜひ、書く習慣をみにつけていただければとおもいます!
以下、ご紹介した本のまとめです。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」
「ゼロ秒思考」
「インド式「グルノート」の秘密」
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